男女産み分け
着床前診断(PGT)とは、体外受精させた受精卵(胚)が8細胞~胚盤胞前後まで進んだ段階(5~6日目)で、染色体の異数性(数の異常)の有無を調べる検査です。染色体異常が原因でおこるダウン症候群などの疾患や流産の確率を抑える事を、胚移植する前に診断する医療技術のことです。
我々が行っている最新の着床前診断である次世代シーケンサー(NGS)検査では、従来の手法より迅速に網羅的ゲノム解析が可能となりました。
この最新のゲノム解析技術により、染色体異常等を高確率で発見することができるようになりました。自然妊娠では、体の中で受精した受精卵の内 約3割しか赤ちゃんとして生まれてこないことが知られています。これは、受精卵に染色体異常があることが原因とされ、着床しなかったり、着床したとしても流産や死産となってしまう事になります。着床前診断は、不妊症や習慣性流産などの方が新しい命を育むための技術でもあり、妊娠が成立する前に受精卵に異常があるかどうかを検査することで、女性の肉体的、精神的負担を減らそうと開発されました。
着床前診断と出生前診断の違いについて
着床前診断は、胚を子宮に戻す前に行われる検査の事です。この段階では妊娠は成立していません。これに対し出生前診断は、受精卵(胚)が子宮に着床し、妊娠が成立してから行う検査の事です。妊娠中期に行う繊毛検査や羊水検査、超音波検査、母体マーカー検査、新型出生前検査(NIPT)などが含まれ、胎児の染色体異常や先天性疾患の有無を確認しています。
*エンジェルバンクの卵子提供プログラムでは、着床率を高めるため、着床前診断を必須としています。
男女産み分けについて
着床前診断を行う際には、すべての染色体について異常の有無を調べるため、受精卵の性別を判定することができます。
卵子提供時において男女の産み分けを希望される場合は、希望する性別の染色体を持った受精卵(胚)のみを子宮に移植する事になりますので、面談時にその旨お申し付け下さい。
またすでに体外受精のプロセスが進み、凍結受精卵がある場合でも、男女の産み分けを申し受けますので、ご依頼下さい
国内完結型の着床前診断/男女産み分け
従来は、海外に渡航して行う着床前診断が主流でしたが、費用の問題や休暇の取得などのハードルがありました。
そこでエンジェルバンクでは、飛行機・ホテルの手配や休暇取得の心配なしに、国内の有名クリニックで検査や生検を行い、海外の先端技術で解析するプログラムをリリースし、日本に居ながら着床前診断や男女産み分けを行えるようにしました。
国内完結型の着床前診断および男女産み分けをご希望の方は、是非お問い合わせ下さい。
オンラインでの個別面談(無料)は、お問い合わせよりお申込み下さい。